介護士として働き始めた頃、夜勤は正直かなりきつかったです。
今でこそ慣れましたが、最初の頃は眠気、怖さ、暇さ、そして朝の起床介助に何度も苦しみました。
私が働いている施設では、夜勤は1人で24人を見ます。
業務内容はざっくり言うと、おむつ交換、トイレ介助、起床介助です。
こうして書くとシンプルに見えるかもしれませんが、実際にやってみると、夜勤ならではのしんどさがあります。
この記事では、24人を1人で見る夜勤の中で、私が最初につまずいたことと、今だから思うことを書いてみます。
これから夜勤に入る人や、夜勤がしんどいと感じている人に少しでも伝わればうれしいです。
私の働く施設の夜勤は一人勤務
私の働いている施設では、夜勤は1人で24人を見ています。
夜勤中の業務は、主におむつ交換、トイレ介助、起床介助です。
日中のように職員が何人もいるわけではないので、夜は基本的に自分ひとりで動きます。
もちろん、やること自体は毎回大きく変わるわけではありません。
でも、人が少ない夜だからこそ、最初のうちは独特のしんどさがありました。
最初は眠気にあらがえない
夜勤を始めたばかりの頃、いちばん大変だったのは眠気です。
とにかく夜の活動に体が慣れませんでした。
昼間に働くのとは全然違って、夜中に起きて動き続けるのは思っていた以上にきつかったです。
眠いのを我慢しながら仕事をするのは、体力というより生活リズムそのものとの戦いでした。
実は、最初の頃に居眠りしてしまったことがあります。
しかも、早番の職員が来てから起床介助を始めたことがあって、施設では初めてのことだったらしく、しっかり笑いものになりました。
今では笑い話みたいに書けますが、当時はかなり恥ずかしかったです。
でも、あの頃を思い返すと、それだけ夜勤に体が慣れていなかったんだと思います。
最初の眠気は、本当に甘く見ないほうがいいと感じました。
お化けが怖かった
眠気の次にしんどかったのは、1人で夜勤をすることへの怖さです。
今はだいぶ慣れましたが、最初の頃は夜の施設に1人でいること自体が怖いと感じる時期がありました。
静かな廊下、暗い時間帯、いつコールが鳴るかわからない感じ。
しかも、何かあってもその場では自分が動かなければいけないので、最初のうちはずっと気を張っていました。
日中なら誰かにすぐ聞けることも、夜はまず自分で判断しないといけません。
その緊張感が、慣れるまではかなり大きかったです。
夜勤のしんどさは、眠気や体力だけじゃないんだなと、この時期によく思っていました。
頭を使わないから暇
夜勤は忙しそうに見えるかもしれませんが、時間帯によっては意外と単調です。
私の場合、夜中はおむつ交換くらいしかすることがなくて、あまり頭を使わない時間がありました。
これが最初は意外としんどかったです。
体を動かしてはいるけれど、頭はそこまで使わない。
静かで単調な時間が続くと、眠気も強くなりやすいですし、時間が長く感じました。
忙しすぎるのもしんどいですが、単調で暇な時間が続くのも、夜勤では独特のつらさがあります。
夜中の仕事は派手ではないけれど、集中力を保つのが難しい時間でもあると思います。
起床介助
今の夜勤でいちばん大変だと感じるのは、起床介助です。
夜中の業務より、朝の動き出しの時間帯のほうがよほど大変だと感じています。
私の夜勤では、朝になると12人を起こして、そのうち7人をトイレ誘導します。
これをだいたい1時間くらいで終わらせなければいけません。
これがなかなか大変です。
ただ起こせばいいわけではなく、それぞれのペースもありますし、トイレ誘導も重なります。
一人ひとりに声をかけながら、安全に動いてもらいながら、時間も見なければいけません。
夜勤というと夜中の対応が大変そうに思われやすいですが、私にとっては朝の起床介助がいちばんきついです。
夜勤の最後に、いちばん忙しい時間が来る感じです。
いずれ慣れます
ここまで大変だったことを書いてきましたが、今思うのは、夜勤はやっていたら慣れるということです。
もちろん、最初から楽になるわけではありません。
でも、眠気への対処も、夜の空気への慣れも、朝の動き方も、続けていく中で少しずつつかめてきます。
最初は本当にしんどいです。
眠いし、怖いし、暇だし、朝はバタバタです。
でも、続けるうちに、自分なりのリズムや動き方ができてきます。
夜勤がつらいと感じている人に伝えたいのは、今しんどいのはあなただけじゃないということです。
慣れるまでは誰でもきついし、最初からうまくできる人ばかりではありません。
まとめ
私が夜勤で最初につまずいたのは、まず眠気でした。
夜の活動に慣れず、居眠りしてしまったこともあります。
次にしんどかったのは、1人で夜勤をする怖さでした。
さらに、夜中の単調な時間は意外と暇で、それもしんどさのひとつでした。
そして今、いちばん大変だと感じているのは起床介助です。
12人を起こして7人をトイレ誘導する朝の1時間は、夜勤の中でもかなりハードです。
それでも、夜勤はやっていたら少しずつ慣れていきます。
最初はつまずいて当たり前だし、しんどいと感じるのも普通のことです。
今夜勤で苦しんでいる人がいたら、まずは自分だけじゃないと思ってもらえたらうれしいです。